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作業日報

薪ストーブ用の薪ラックを納品しました

薪ストーブ

 

昨年湖西市で新築してくれたお客様のお宅へ、室内用の薪棚を制作し納品しました。

スチールを躯体としたシンプルな長方形のラックは、高さを抑えて制作することで、空間に圧迫感を与えないデザインに。

スタイリッシュな薪ストーブの雰囲気によくマッチしています。

 

 

この薪ストッカーは、お客様と一緒に絵を書いて、その絵を元に制作させていただきました。

実際に薪ストーブが設置されているのを見てからの方が、置きたいデザインのイメージは掴みやすく、サイズ感も把握しやすいですね。

そして僕もお客さんと一緒に、ああでもないこうでもないと言いながら絵を描く時間がやはり楽しくて大好きです。

 

薪ストーブは、冬の寒さを和らげてくれるのと同じくらい魅力的な事のひとつに、炎のゆらぎの美しさにあると思います。

川のせせらぎや、鳥のさえずり、森の中で木々がそよぐ音。

森林の中の木漏れ日、蛍の光、そよ風。

自然が生み出す見えるものや、聞こえる音から生まれる「1/fゆらぎ」は薪ストーブの炎にも見られます。

ずっと眺めていられるその「ゆらぎ」は、心地よく空間と心を暖めてくれます。

 

一日の多くを過ごすリビングに薪ストーブを置く。

それだけで会話が生まれ、

会話が無くとも優しい空間が生まれると思います。

寒い冬も少しずつ春の装いを纏ってきています。

春を呼ぶ花の梅がきれいな時期、もう少し薪ストーブが楽しめそうです。

 

梅の写真